ご挨拶
Top Message
「商いの原点は『人』であること、『誠実』であること」。
この基本理念を守り、受け継いで参ります。
当社は終戦後まもなく1945年10月、小川幸蔵により創業されました。
長きに亘る戦争により物質的にも、精神的にも荒廃を極めておりました世相の中で、
創業者小川幸蔵は地域社会を復興させる礎となるべく、
産業経済の根幹であります製造業を支える「商社」となることを決意し、
今日の小川産業株式会社の前身となる『小川産業社』を立ち上げました。
『小川産業社』は、製造業が生み出す「価値」(=製品)が、戦後の失意の底にあった国民に、
まずは物質的な豊かさを取り戻させ、
引き続いて、心の豊かさも満たしていくことを信じ、
自らは生産現場において不可欠な機械工具、測定機器、化学商品などを届けることを通じ、
復興の一翼を担って行きました。
1945年の創業以来、「豊かさ」を全国民が享受できるまで拡大させるため、
当社は「商社」として、その役割を実直に果たして参りました。
そして、創業者小川幸蔵は戦後の復興期における事業展開の中から、
創業の想いを一つの信条として収斂させます。
「商いの原点は『人』であること、
『誠実』であること」
『小川産業社』として産声をあげました当社は、
創業77年を迎えました今日におきましても、
「商いの原点は『人』であること、『誠実』であること」、
この信条を現在の事業環境に合わせ、
捉え直しをしながら受け継いで参りました。
商い(商社)の原点であります『人』につきましては、
現在ではSDGs(持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals)に則り、
とくに「住み続けられるまちづくり(Goal11)」
「働きがいも経済成長も(Goal8)」
「質の高い教育をみんなに(Goal4)」に寄与するため
人的、経済的な協力についてコミットメントしております。
また『誠実』につきましては、
当社において事業展開を担う従業員に対して、
とくに「すべての人に健康と福祉を(Goal3)、
「ジェンダー平等を実現しよう(Goal5)」
「人や国の不平等をなくそう(Goal10)」等にターゲットを設定し、
健康で、年齢や性別に関係なく、いつまでも活躍できる「場」を提供するため、
会社そのものも「学び直し(リスキリング)」と学んだことの実践を続けております。
創業の想い・信条をつねに今に捉え直しながら、
地域に不可欠な「商社」であり続けます。
そして、「人を大切に想う心」を次世代に残して参ります。
小川産業株式会社 代表取締役
小川 幸則